浦和DF槙野、J1通算350試合出場も「素直に喜べない」と苦笑 「気持ちは1000まで…」

浦和レッズのDF槙野智章がJ1通算350試合出場を記録【写真:Getty Images】
浦和レッズのDF槙野智章がJ1通算350試合出場を記録【写真:Getty Images】

大分戦の勝利に貢献、今季先発した試合は4勝1分1敗と高勝率

 浦和レッズのDF槙野智章は、29日に行われたJ1第13節の大分トリニータ戦(2-1)でJ1リーグ通算350試合出場を達成。浦和のチームメートの大記録があるだけに「なかなか素直には喜べない」と苦笑いしたものの、「気持ちは1000(試合)までいきたいですよね」と話す。

 この大分戦で槙野は、オーストラリア五輪代表で主将のDFトーマス・デンとセンターバックでコンビを組んだ。前半9分に先制を許したものの、同30分過ぎに3分間で2点を奪いチームは逆転。その後は相手の攻撃を受ける回数が多かったものの、槙野ら守備陣がゴール前に立ちはだかった。

 一方で槙野自身は、守り切った部分よりも先制点を奪われた後にこそチームの成長を感じた面があると話している。

「失点した直後のディフェンスラインの選手とキーパーを見ても、映像に映っているかは分からないですが、決して誰も下を向くことなく、自然とディフェンスラインとキーパーが集まって『落ち着いてゲームを進めていこう』とポジティブな声がけができていましたので、それがたぶんFC東京(0-2)とか柏レイソル(0-4)、名古屋グランパス(2-6)など、失点をかなり重ねた試合から比べると、ものすごくチームが成長しているかなと思います」

 槙野が話したように、これら3試合は決して悪い立ち上がりではなかったものの、先制点を機にチームがガタガタっと崩れてしまった感があった。前節のヴィッセル神戸戦(1-2)は、先制を許したものの持ちこたえて一度は追いつくも、突き放された。そしてこの大分戦は逆転勝利と、そうした流れを鑑みて崩れないチームに成長しつつあるという手応えを話している。

 一方で、そうした面には槙野個人のセンターバックとしての活躍や、チームに前向きな力を与えるパーソナリティーの面も大きいだろう。今季は特に激しいレギュラー争いの中に身を置く槙野だが、通算7勝2分4敗のリーグ成績を残しているチームで、槙野がスタメンに入ったゲームは4勝1分1敗と明確に勝率が高い。

 5月に33歳となった槙野だけに「昔とはプレースタイルが変わってきているので、より頭を使ってプレーしていかないと。昔みたいにヤンチャでね、なんでも勢い良く『えいや!』とやっていましたけども、やっぱり怪我だったりとか、体力的なことを考えると、いろいろ頭を使ってプレーしないといけないのかな」と、プレー面では自身のスタイルチェンジがあることも話す。

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