香川真司、中東4クラブから獲得打診と海外報道 サラゴサ幹部&指揮官は残留希望
カタールとサウジアラビアのそれぞれ2クラブから打診と伊メディアが報じる
リーガ・エスパニョーラ2部サラゴサのMF香川真司は、来季に向けての去就に関する報道が現地メディアを賑わせている。再び1部昇格を目指す戦いに身を投じるのかが注目されるなか、中東から獲得の打診が届いているという。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じた。
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リーグ戦を3位で終えたサラゴサはプレーオフ準決勝で6位エルチェと対戦することになったが、決戦直前にエースのFWルイス・スアレスが保有元ワトフォードに帰還して退団。得点源が不在の状況で臨んだ敵地での第1戦では0-0と引き分けたが、ホームでの第2戦ではMFハビ・ロスのPK失敗もあり、0-1で敗れた。2戦合計0-1で悲願の1部昇格を逃す結果となっている。
2部での戦いが継続することが決まり、クラブはルベン・バラハ新監督の就任を発表。バラハ監督は香川について「ハイレベルな選手だ」と称賛し、プレーオフでのプレーぶりも高評価するなど、その残留に期待を懸けるコメントを残している。スポーツディレクターを務めるラロ・アランテギ氏も同様に、香川の残留に尽力する方向性を示していた。
そのなかで「トゥットメルカートウェブ・コム」は「中東に日本人?:香川がカタールとサウジアラビアから獲得を打診される」との見出しで報道。同メディアは「日本人の未来は中東にあるかもしれない」として、カタールのアル・ラーヤンとアル・ガラファ、サウジアラビアのアル・ヒラルとアル・ナスルから獲得の打診を受けていると報じている。
最終的な香川の決断がどうなるのかは未知数だが、これまでにも日本代表クラスの選手への中東からのオファーはたびたび報じられてきた。サラゴサ側もしばらくは気をもむ時期が続きそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)