イニエスタ欠場の神戸、首位・川崎相手に一時勝ち越しもFW旗手のリーグ初得点被弾でドロー

神戸と川崎の一戦は引き分け【写真:井上智博】
神戸と川崎の一戦は引き分け【写真:井上智博】

西とドウグラスのゴールで一時勝ち越しも、後半30分に同点に追いつかれて2-2のドロー

 ヴィッセル神戸は26日、J1リーグ第24節先行開催分で首位・川崎フロンターレと対戦。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが負傷でメンバー外となったなか、DF西大伍とFWドウグラスのゴールで勝ち越したが、終盤に追いつかれて2-2のドローに終わった。

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 8月23日のJ1リーグ第12節・浦和戦(2-1)で右足首を痛めたイニエスタはこの日も不在となった神戸は、前半23分に川崎に先手を奪われる。MF山口蛍が川崎MF大島僚太にペナルティーアーク内でかわされてしまうと、完璧にコントロールされた右足シュートをゴール右隅に突き刺された。

 しかし、神戸もすかさず前半30分、山口の浮き球のパスにファーサイドから走り込んで西が右足ボレーで押し込んで同点。さらに同42分には、右サイドからDFダンクレーが前線へクロスを送ると、ドウグラスが打点の高いヘッドで流し込んで勝ち越しゴールを奪った。

 川崎は後半3分、左サイドをえぐったMF三笘薫の折り返しからFW小林悠がシュートを放つもポスト直撃でゴールならず。一方の神戸は後半23分にドウグラスが右膝を痛め、代わりにFW藤本憲明が途中出場となったが、FW小田裕太郎が惜しいシュートを放ち、藤本も裏のスペースを狙うなど攻撃のギアを緩めずに攻める。

 そのなかで迎えた後半30分、川崎はペナルティーエリア内でボールを受けたFW旗手怜央が胸トラップから左足ハーフボレーを突き刺して同点。旗手はリーグ戦12試合目の出場にしてこれが嬉しいリーグ戦初ゴールとなった。

 その後も川崎は攻め続けたが、神戸もなんとかしのぎ切って2-2でタイムアップ。勝ち点1ずつを分け合った。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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