浦和、マウリシオとファブリシオのブラジル人コンビがポルティモネンセへ期限付き移籍
元浦和のポンテ氏が副会長を務めるポルトガル1部の古巣ポルティモネンセへレンタル決定
浦和レッズは24日、DFマウリシオとFWファブリシオの両ブラジル人選手がポルトガル1部ポルティモネンセに期限付き移籍すると発表した。
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2人はいずれもポルティモネンセでプレー経験があり、現在の副会長であり元浦和のロブソン・ポンテ氏との関係性の強さも日本行きにつながった。マウリシオは2017年夏、ファブリシオは18年夏に浦和へ加入している。いずれも加入当初から貴重な戦力として活躍したが、ともに今季は出場機会を大きく減らしていた。
マウリシオは17年、ファブリシオは19年にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝進出に大きく貢献。マウリシオは優勝した17年に出場したクラブ・ワールドカップで当時レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)と並ぶ2得点を決めていた。
マウリシオはクラブを通じ、「このクラブで3つのタイトルを獲ることができ、幸せな時間を過ごすことができました。今年は望んでいるようなシーズンにならず、全てが順調だったとは言えませんが、これからはピッチでプレーすることを目指してがんばります。また、今、自分にとって最も大事な存在である家族とも再会することができます」とコメント。また、「浦和との契約もまだ残っていますし、これからも試合をチェックしながら応援しています」とメッセージを寄せた。
また、ファブリシオは「不運なことに、今年は浦和に貢献することができませんでしたが、これからもしっかりと努力をし続け、いつかまた浦和のユニフォームに袖を通し、勝利を重ねタイトルを獲り、みなさんとともに喜びを分かち合いたいと思います」とし、また、「浦和が努力しながら全ての目標を達成し、幸せになることを願っております。自分がどこにいたとしても、浦和を力強く応援しています。浦和はこれからもずっと自分の心の中に存在し続けます。ガンバリマショウネ。心カラ アリガトウ!」とコメントした。
両選手ともにレンタル期間は9月1日から来年6月30日までとなっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)