伊紙が2アシストのミラン本田に及第点もシュートミスは酷評 「伝説の珍プレー番組級」

トゥット紙では別の珍プレー番組名が登場

 「トゥット・スポルト」紙は6.5点という高評価だったが、やはり開始直後のシュートミスは珍プレー番組行きがふさわしいと断罪している。「開始7分、ゴールに誰もいないのに”不運なエディジオ”のようにシュートを外した。ミハイロビッチ監督の激昂を予測したのか、メネズに1-0の先制点をプレゼントして挽回した」と評価されている。

 “不運なエディジオ”は、衛星放送「スカイ・イタリア」で放映していたサッカー番組。1970年から80年頃にプレーしていた元ミランFWエディジオ・カッローニ氏が、驚愕のシュートミスをすることで有名だったため、かつてのミランOBの名前が付けられた珍プレー番組。テーマ音楽は久石譲の「Summer」が使われていることでも有名だったが、本田のこのシュートミスは伝説の珍プレー番組行きと指摘している。

 衝撃の珍プレーから立ち直り、2アシストを決めた本田は試合後、にこやかに報道陣に会釈するとサン・シーロを去った。指揮官からの叱責はなかったのかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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