敵地で09年ACL王者の浦項と対戦　大幅なターンオーバーは奏功するか

　AFCチャンピオンズリーグ開幕2連勝を狙う浦和レッズのスタメンが発表された。2日、浦和は韓国の浦項スティーラーズと敵地でグループステージ第2戦を戦う。初戦を勝利した浦和と、昨季王者の広州恒大（中国）と引き分けてスタートした浦項の一戦は、浦和にとってグループ内での戦いを優位に進められるか、重要な一戦となる。

　リーグ開幕戦となった2月27日の柏レイソル戦から、大量9人のスタメンを入れ替えている。GK西川周作とDF槙野智章の両日本代表選手の他は、全てが違うメンバーになった。チームキャプテンのMF阿部勇樹がベンチスタートとなり、DF槙野がキャプテンマークを巻く。

　システム構成は読みづらいが、3バックは右からDF永田充、DF槙野、DF橋本和の3人で、ダブルボランチにMF那須大亮とMF青木拓矢の構成になりそうだ。右のアウトサイドにチーム最年長のMF平川忠亮、左に今季から加入のMF駒井善成が入り、2シャドーはMF梅崎司とMF高木俊幸、1トップにFWズラタンと並びそうだ。場合によっては、DF永田とDF槙野の位置は逆になる可能性もある。

　07年にアジアを制した浦和と、09年王者の浦項による一戦は、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督による大幅なターンオーバーが奏功するかがポイントになりそうだ。

浦和のスタメンは以下のとおり。

GK

西川周作

DF

永田充

槙野智章

橋本和

MF

平川忠亮

那須大亮

青木拓矢

駒井善成

梅崎司

高木俊幸

FW

ズラタン

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images