浦和の大槻監督、長距離移動の本格開始を警戒 「サッカーだけに集中できるわけじゃない」

「質を担保できる選手がピッチに残ることが見ている人にもポジティブだろうと思う」

 一方、その新型コロナウイルスの影響で変更されたことの一つに、交代枠の拡大がある。ハーフタイムを除き最大3回で5人までというルールについて、実際に6試合を戦い終えて大槻監督は感じたことに言及している。

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「一番は疲労でパフォーマンスが落ちる選手を交代する枠が増えたことで、質を担保できる選手がピッチに残ることが見ている人にもポジティブだろうと思う。2人を1回の交代で代えるなど、一手でゲームに与える影響が大きくなったのではないか。交代がゲームを決めるというところ、点を取りに行くのかクローズするのかもあると思う。フィットネスの部分では、全員が試合の最初から100%を出して倒れられても困りますが、強度を担保すべきポジションもあるので見極める必要がある」

 全体的に見れば、攻撃的なポジションでドリブルでのキレや最後のゴール前に入り込む瞬発力が必要とされる選手たちが交代で入れ替わっている傾向がある。また、浦和に関して言えば、運動量が求められるサイドハーフを2枚替えするパターンが多い。ただし、大槻監督はそうした戦術的な要素とは別にして「今までは最大でも11人と交代3人を足して14人だったのが、2人多くピッチに立たせられるのは指導者にとって喜ばしいこと。より多くの選手が見てもらえるのが嬉しい」と、心情的な部分も話した。

 Jリーグ全体が新たな局面に入っていくとも言える8月の戦いに向け、全国的に次々と梅雨明け宣言が揃う見込みもある。暑さ、過密日程、移動、感染予防対策といったピッチ外の要素に加え、コンディション調整と負傷者や交代枠の使用など、監督が考えるべき要素がとても多い時期になってくると言えそうだ。

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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)

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