レバンドフスキ、恩師クロップ監督の”人心掌握力”を大絶賛 「父親のよう」「朝5時に電話を…」
レバンドフスキがドルトムント時代の恩師について言及
バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが、ドルトムント時代の恩師であるユルゲン・クロップ監督について、なんでも話すことのできる「父親のような存在」と語っている。英紙「デイリー・ミラー」が伝えた。
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2015年10月に現在のリバプール指揮官に就任したクロップ監督は、着実にチームを強化し、昨季は14年ぶりのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇を達成。そして、今季は30年ぶりとなるプレミアリーグ制覇をチームにもたらした。そんな名将は選手らと素晴らしい人間関係を築いていることでもよく知られ、試合後には度々、大きなハグを交わす光景も見られている。
クロップ監督が2008年から7年間にわたりドルトムントを指揮していた際に指導を受けたレバンドフスキは、同監督にどのような印象を抱いていたのか。英紙「ザ・ガーディアン」の「Cano Football」でバルセロナの元スペイン代表DFジェラール・ピケと対談を行ったレバンドフスキは、クロップ監督を「父親のよう」と表現している。
「彼には何でも言いたいことを言える。朝5時に電話をかけて、問題があると言えば、彼は駆けつけてくれるだろう。私が親友かのように話しかけてくれた存在として彼を覚えていられることをとてもうれしく思う」
今年1月からリバプールに加入した日本代表MF南野拓実も以前、英衛星放送「スカイ・スポーツ」とのインタビューでクロップ監督との最初のやり取りを明かし、「ロッカールームでの彼は、選手たちのモチベーションを高めるのがとても上手で、練習でも、試合でも、彼の要求に応えたいと思うんです」などと、同監督のマン・マネジメントの高さを伺わせていた。
ドルトムントでもレバンドフスキとともにリーグ2連覇を達成するなどの結果を残し、そして、リバプールでの今回の快挙。いずれもクロップ監督の持つ“人心掌握力”が成功するための重要な要素の1つだったのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)