岡崎は「タイトルをもたらした」 “優勝請負人”の活躍に古巣地元紙も注目「レスターの人気者が…」
レスター時代に続き、ウエスカでも加入初年度にリーグ優勝
スペイン2部ウエスカの日本代表FW岡崎慎司は加入1年目の今季37試合で12得点を挙げる活躍で、リーグ優勝と1部昇格に大きく貢献した。その活躍を古巣レスター・シティの地元メディアも大きく取り上げている。
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すでに1部昇格を確定させていたウエスカは現地時間20日、リーグ最終節でスポルティング・ヒホンと対戦。後半28分にFWクリスト・ゴンザレスが決めたゴールが決勝点となり、1-0で勝利を収めた。
首位のカディスがアルバセテに0-1で敗れたこともあり、ウエスカは最終節で首位に浮上。逆転で2部優勝を飾り、昇格に華を添えた。岡崎は12得点を挙げる活躍で優勝に大きく貢献。二桁得点はマインツ時代の2014-15シーズン以来だった。
そんな岡崎のスペインでの活躍をレスターの地元紙「レスター・マーキュリー」が特集。「レスター・シティの人気者が新しいクラブで土壇場のタイトル獲得」との見出し打ち、次のように報じている。
「キングパワー・スタジアム(レスターの本拠地)で4シーズンを過ごしたカルトヒーロー岡崎は、昨夏に契約満了をもってクラブを去った。最初はマラガに加入したが、彼らは彼を登録する余裕がないと判断し、このストライカーを放出した。
しかし、その後にウエスカが岡崎を獲得し、34歳の岡崎は彼らにタイトルをもたらした。日本人選手はクラブのトップスコアラーとして12得点を記録。とりわけラスト15試合で8得点を挙げたのが印象的だ」
マラガ加入後にサラリーキャップの問題で電撃退団となるなど紆余曲折を経てウエスカへやってきた岡崎。終わってみれば、レスター時代と同様に加入1年目でのリーグ制覇を達成。“優勝請負人”となった侍の活躍にイングランドメディアも注目していた。