- HOME
- 今日のピックアップ記事
- バロンドール賞、コロナ禍で20年度“受賞者なし”が決定 1956年の創設以来初の変事
バロンドール賞、コロナ禍で20年度“受賞者なし”が決定 1956年の創設以来初の変事

仏誌「フランス・フットボール」が20日に発表「通常の一年として扱うことはできず」
フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」は20日、新型コロナウイルスの影響を受けて2020年度のバロンドール授与を行わないと発表した。受賞者なしとなるのは1956年の創設以来初となる。
バロンドール賞はその年の最も優れた活躍をしたサッカー選手に贈られる個人賞で、サッカー界で最も権威ある賞とされる。かつてはヨーロッパのみが対象だったが、2007年以降は全世界に拡大された。
【注目】日本代表DF吉田麻也、長い海外生活で感じる“日本人”評価 「絶対にやってはいけない」と気をつけていることは?
今シーズンは新型コロナウイルスのパンデミックにより、各国サッカーリーグが中断を余儀なくされた。多くの国ですでにシーズンは再開されているものの、オランダやフランスなどシーズン途中で打ち切りとなった国もある。
バロンドール賞を創設した「フランス・フットボール」誌は「(今季は)通常の一年として扱うことはできず、扱うべきでもない」とし、公平性に欠けるとの観点から今年度は男女ともに授与を行わず、受賞者なしとすることを決定した。
昨年は男子部門でアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、女子部門ではアメリカ代表MFミーガン・ラピノーが受賞していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1