W杯予選への第一歩…フットサル日本代表が5カ月ぶり再始動 コロナ禍の「新しい現実に適応を…」

フットサル日本代表のブルーノ監督【写真:河合拓/Futsal X】
フットサル日本代表のブルーノ監督【写真:河合拓/Futsal X】

フットサル日本代表の茨城合宿がスタート ブルーノ監督、吉川智貴のオンライン会見を実施

 フットサル日本代表は20日から25日まで、茨城県内で代表候補合宿を行う。選手・チーム関係者は昨夜のうちにPCR検査を受け、全員「陰性」であることが確認され、無事にトレーニングキャンプの初日を迎えることができた。

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 20日午後から行われる最初の練習は、今年2月のフットサルパラグアイ代表との国際親善試合以来、約5カ月ぶりの代表活動となる。チームの再始動を前にブルーノ・ガルシア監督と、キャプテンのFP吉川智貴がオンラインインタビューに臨んだ。

 新型コロナウイルスの影響で、今年2月に行われるはずだったFIFAフットサルワールドカップ(W杯)予選を兼ねたAFCフットサル選手権トルクメニスタン2020(アジア選手権)は、11月に延期。9月に予定されていたフットサルW杯リトアニア2020も、開催が1年延期となり、2021年9月開催になることがFIFAから発表された。それでも、日本フットサル界にとって、2020年が重要な1年になることは変わらない。今年11月に行われるAFCフットサル選手権で5位以内に入らなければ、日本は2大会連続でフットサルW杯の出場を逃すことになるからだ。

 今回の合宿は、そのW杯予選へ向かうチームの最初の一歩となる。スペインから日本へ戻ってきたブルーノ監督は、「5カ月ぶりの活動となる今回のキャンプで、まずやらないといけないのは、新しい現実にできるだけ早く適応することです。そして、そのなかでチームとしての以前のフォームを取り戻し、アジア選手権に向けた最善の準備をすることだと思っています」と、コメントした。

 また、コロナ禍で代表活動や公式戦が開催できなかったなかでも、選手本人や各所属クラブのコーチングスタッフと連絡を取り合い、各選手たちの状態は把握していたという。そのうえで今回のメンバーを選出したという。

 Fリーグ2019-20シーズンで2位になったバサジィ大分から、選手が1人も選出されなかったことについても、大分は長期のオフをとっていたため、「今回の活動に、良い状態で参加してもらうことが難しいということで、招集を控えました」と説明した。

 実際に招集された顔ぶれを見ると、常連のFP清水和也のほかにも、FP石田健太郎、FP伊藤圭汰、FP中田秀人、さらに追加招集されたFP内田隼太と、20代前半の選手が多い。肉体的なピークを過ぎる可能性のあるベテランにとっての1年と、成長過程にある若手の1年では、その1年の意味も異なってくる。

 若手主体となったのは、来年のフットサルW杯を睨んだものかとも思われたが、ブルーノ監督は、「フットサルW杯は1年延期になりましたが、私たちが忘れてはいけないのは、最大のターゲットです。それは1年後のフットサルW杯のことではなく、4カ月後に控えたアジア選手権です。4カ月後のアジア選手権で、しっかり成果を出すことが、フットサルW杯出場につながることは変わっていません。アジア選手権に向けてのチームビルディングです」と強調した。

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