メッシと123人の犠牲者 通算441ゴールの天才に最もゴールを奪われたのは誰か!?

元レアル守護神カシージャスの17失点が最大の被害者

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは23日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)16強アーセナル戦で2得点を奪った。この試合でメッシは相手GKチェコ代表ペトル・チェフから初めてゴールを奪ったことを受け、メッシに蹂躙されてきた犠牲者となるゴールキーパーの全リストが公開されている。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。

 「メッシの123人の犠牲者」との見出しがついた記事では、バルサのエースが公式戦514試合で挙げた441ゴールを、どのGKから奪ってきたかを紹介している。史上初となる通算300得点をマークしたリーガだけでなく、CLなどの国際大会でもゴールを量産しているため、リストには各国の守護神の名前が刻まれている。

 現在失点数でトップに名を刻んでいるのは、バルサの宿敵レアル・マドリードで長年守護神として君臨したイケル・カシージャス(現ポルト)の17失点だ。リーガ、スペイン国王杯、CLなど様々な大会で実現する「エル・クラシコ」の多さを思えば、“聖イケル”と呼ばれる男にとって、名誉の数字と言えるかもしれない。

 トップと僅差の2位は、バレンシアに所属するブラジル代表GKジエゴ・アウべス。カシージャスと1ゴール差の16失点となっている。今季のアウヴェスは出場機会が限られているが、バレンシアは4月にリーグでバルサ戦をもう1試合残しているため、不名誉な首位に躍り出る可能性もあり得る。

 スペイン以外のクラブに所属するキーパーに目を向けても、豪華な陣容となっている。例えばスペイン代表ダビド・デ・ヘア(現マンチェスター・ユナイテッド)はアトレチコ・マドリード時代に4失点を喫している。また2失点ではチェフ以外にも、ドイツ代表マヌエル・ノイアー(現バイエルン)や現在レアルの正GKであるコスタリカ代表ケイラー・ナバス、オランダ代表の守護神だったファン・デル・サール氏(元ユナイテッド)が名を連ねている。

 

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