チェルシー、負傷続きのカンテ放出か 恩師率いるインテル、ミランが獲得に関心
チェルシーでリーグ優勝したペアがイタリアで再会か
チェルシーは、フランス代表MFエンゴロ・カンテを今夏の移籍市場で放出する可能性があるようだ。ミラノを本拠地とするインテル、ACミランの両クラブが獲得に関心を示しているという。英紙「メトロ」が報じている。
これまでチェルシーにおいて、カンテは放出不可能な存在だった。しかし、フランク・ランパード監督の下、低調なシーズンを過ごしたことで状況は変わってきたようだ。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は負傷が続いたことにより、ランパード監督のチームではキープレーヤーから序列が下がり、インテルのアントニオ・コンテ監督が獲得を希望しているという。
コンテ監督はチェルシーの指揮を執っていた時にカンテを指導しており、両者は2016-17シーズンにプレミアリーグ優勝を成し遂げている。現在、週給29万ポンド(約3900万円)と報じられているカンテは、ミラノへ移籍する場合は高額の移籍金がかかると見られている。
今季のカンテはプレミアリーグで20試合に先発出場し、そのうち4試合は中断明けでのものとなっている。ランパード監督から戦力外扱いされているわけではないが、攻撃的な若手選手を多く獲得しているクラブは、29歳を迎えるカンテを売却し、高額な移籍金を得る算段もあるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1