ついにベンゼマ被告復活か!? 仏代表監督が恐喝事件で代表追放中のエース復帰を示唆

ヴァルブエナの恐喝容疑で逮捕、起訴

 フランス代表のディディエ・デシャン監督はリヨンMFマシュー・ヴァルブエナの恐喝事件の被告として起訴されているレアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマの代表追放処分を解除する可能性を明らかにしている。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。

 デシャン監督はフランスサッカー連盟のベンゼマの恐喝事件に伴う代表追放処分を支持していた。「倫理的な観点から会長の決定は理に適っている」と語っていたが、その潮目は変わりつつあるようだ。

 ベンゼマは同僚のセックステープに関与した容疑を認めており、恐喝、共謀罪とフランス司法当局から告発されている。有罪となれば5年の懲役刑となるが、ベンゼマ側はすでに控訴手続きを済ましている。

「控訴の手続きはすでに進んでいるので、我々は司法の裁きに委ねるのみだ。現時点では彼を招集することはできない。もしも、招集可能な状況になれば、私は判断を下す」

 指揮官はこう語った。ホスト国として6月に欧州選手権を迎える。現役時代の1998年のワールドカップと2000年の欧州選手権で優勝杯を掲げたフランス代表の指揮官にとって、チーム最大の才能である28歳のセンターフォワードをメンバーから外すことは、優勝に向けた大きな痛手となる。

「(フランスサッカー協会のノエル・ル・グラ エ)会長が彼のメンバー入りに関する決定を下す事になるだろう。その場合、裁判所がポジティブな裁定を下った場合になる。彼を再招集するか、どうかは会長が決める事になる」

 

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