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昨年引退の元オランダ代表MFスナイデル、母国ユトレヒトで現役復帰の可能性が急浮上
19年夏に引退したスナイデル、ユトレヒトのテクニックディレクターと接触
昨年8月に現役を引退した元オランダ代表MFウェスレイ・スナイデルに現役復帰の可能性が浮上している。36歳のスナイデルは生まれ故郷のクラブ、ユトレヒトで復帰する可能性があるとオランダ地元メディア「RTVユトレヒト」が報じた。
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名門アヤックス出身のスナイデルはレアル・マドリードやインテルなどの強豪クラブを渡り歩き、昨年カタールのアル・ガラファでのプレーを最後に現役から引退していた。
スナイデルがスパイクを脱いで早1年が経過したが、ここにきて電撃復帰の可能性が浮かび上がっている。地元メディアによると、スナイデルは「私はすでにヨルディと話した」と、ユトレヒトのテクニカルディレクターを務めるヨルディ・ズイダム氏との接触を認めている。
ズイダム氏もスナイデルの復帰の可能性を認め、「ボールは彼とともにある。ヴェスレイには彼自身で決めるための時間がある」と復帰がスナイデルの意志次第であると語った。同氏は「良い状態であれば、スナイデルはFCユトレヒトにとって興味深い存在」ともコメントしているという。
先日、スナイデルと同じく昨年引退を発表していた元オランダ代表FWアリエン・ロッベンが古巣フローニンゲンでの電撃復帰を発表したばかり。同世代にスナイデルも続く復帰となれば、オランダのサッカーファンにとっては明るいニュースと言えるだろう。
ただし、スナイデルの復帰については反対意見も上がっているようで、ユトレヒトOBのジョン・ファンルーン氏は「ユトレヒトのスナイデル獲得は賢明か? いや、私なら絶対にやらないだろう。失望するだけだ」と言及。「誰もが第2のロッベンと簡単に考えているのだろうが、彼は1年間トレーニングをしてフィットしていたが、スナイデルはフィットしていない。良い選択肢ではない」と真っ向から反発している。
スナイデルは昨年、引退からわずか数週間で激太りした姿をメディアに報じられ、その変貌ぶりが話題となった。話題性は十分とは、再びプレーできる状態なのかという点には疑問符が付けられている。果たして現役復帰は実現するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)