ベンゲルが語るバルサ”MSNトリオ”の凄み 「そこには本当の信頼がある」

CL16強での決戦を前に名将が世界最強3トップを語る

 アーセナルは23日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦で、昨季王者バルセロナをホームに迎え撃つ。その一戦を前に、チームを率いるアーセン・ベンゲル監督が「MSNトリオ」の凄みについて語った。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。

 ともに攻撃的なサッカーが持ち味のアーセナルとバルセロナは、2005-06シーズンの決勝など欧州最高峰の舞台でこれまで何度も対戦し、今回は10-11シーズン以来の対決となる。そのなかでベンゲル監督は、カタルーニャの雄と名勝負を繰り広げてきたが、現在のバルセロナはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマールの「MSNトリオ」がけん引している。フランス人指揮官は、彼らのストロングポイントをこう表現する。

「スアレスはチームに魂をもたらしてくれるような男だ。そして(メッシとネイマール)それぞれ3人違った才能がありながら、彼らはお互いを理解して一丸となり、素晴らしい連動性を発揮している」

 そして全世界で話題になった“トリックPK”についても、智将は賛辞を送った。

「私もメッシからスアレスにボールを渡したPKを見た。あれはメッシがスアレスに対して得点王になってほしいという心遣いだったのだろう。皆さんもリーガ通算300得点を決めるチャンスだったにもかかわらず、パスを送ったメッシを見れば、そこには本当の信頼があることを感じる」

 

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