「ビバ、メッシ!」 経済危機のベネズエラ大統領がリーガ300得点で演説中断!突如絶叫し、波紋広がる
経済政策演説中に、バルサ愛を叫び出す
バルセロナのアルゼンチン代表リオネル・メッシがリーガ史上発露なる通算300ゴールの金字塔を打ち立て、全世界から賞賛の声を集めている。そんな中でベネズエラのニコラス・マドゥラ大統領が演説中に突如メッシの偉業について言及し、話題になっている。スペイン紙「AS」が伝えている。
メッシは17日に行なわれたスポルティング・ヒホン戦で前半25分にペナルティーエリア外でボールを受けると、得意のカットインから狙い澄ましたコントロールシュートをゴール左隅に尽き刺し、通算得点数を『300』の大台に乗せた。そんな中で大西洋を越えた南米のベネズエラでは、国を束ねる立場のマドゥラ大統領がこのように発言した。
「ビバ・メッシ! ビバ・カタルーニャ!!」
各国の政府首脳がサッカーなどのスポーツの偉業について触れることは珍しいことではないが、今回のタイミングはまさかのものだった。マドゥロ大統領がメッシを称賛したのは、自らの責務である経済政策演説を中断してまでのこと。ベネズエラを統治する大統領の叫びがサプライズだったことは想像に難くない。
マドゥロ大統領は2013年3月、ウーゴ・チャベス前大統領の死去によって暫定大統領に就任し、翌月正式に大統領となった。現在53歳のマドゥロ氏だが、以前から歯に衣着せぬ発言が多く、それと同時にサッカー好きとして知られている。スペイン地元紙「AS」によると過去にも議会中に、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスについてもこんな言及をしたという。
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