バルセロナは「ライバルクラブに取って代わられた」 “若手輩出力”の低下を英紙指摘

近年は他クラブからの“引き抜き”がメインで、下部組織出身の主力はS・ロベルトのみ

 過去に目を向ければ、2003年にMFセスク・ファブレガスが16歳でアーセナルへ渡ったように、まだ才能が開花する前の若手がバルセロナを離れて移籍を求めるケースが増えている。この状況について記事では「バルサは明らかに才能がある選手をめぐって、ヨーロッパのライバルクラブに取って代わられた」と指摘されている。逸材の発掘や育成において抜きん出た存在ものの、今やその地位を失ってしまったという。

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「2012年にティト・ビラノバがユース出身選手の11人をピッチに送り込んだことは記憶に新しい。あの日バレンシアと対戦した試合からリオネル・メッシ、セルヒオ・ブスケッツ、ジェラール・ピケ、そしてジョルディ・アルバは今も残っているが、それ以来ラ・マシアからレギュラーポジションをとったのはセルジ・ロベルトだけだ。クラブは若い才能がお金のために去っていくことを問題視していない。ディレクター陣はラ・マシアが利益を上げることに誇りを持っている人もいる」

 記事では、クラブが利益を求めて選手の売却に積極的になっているとも伝えられている。バルセロナは過去4シーズンだけでも、計20人のホームグロウン選手を売却しているという。

 今季は16歳のFWアンス・ファティがトップデビューを飾って強烈なインパクトを残したが、クラブはネイマールの復帰やインテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの獲得を目指していると報じられている。新型コロナウイルスの影響で大型補強は難しい状況とも見られているが、カンテラ育ちの選手がトップチームに入り込む余地はあるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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