歴代最高“ゼロ円移籍”は誰? 名手揃いのトップ10…1位は宿敵移籍の点取り屋

(左から)L・エンリケ、ピルロ、レバンドフスキ、R・バッジョ、ミルナー【写真:Getty Images】
(左から)L・エンリケ、ピルロ、レバンドフスキ、R・バッジョ、ミルナー【写真:Getty Images】

歴代最高のフリー移籍トップ10を「ESPN」が特集

 歴代で最も大きなインパクトを残した“ゼロ円移籍”は一体どの選手だったのだろうか。米スポーツ専門放送局「ESPN」が「歴代最高のフリー移籍」トップ10を公開した。

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 毎年、大きな注目を集める移籍マーケット。トップ選手ともなれば数十億円はもちろん、中には百億円単位の金額が動く選手もいる。しかし、契約満了に伴ってクラブを退団したケースでは移籍金がかからず、いわゆる“ゼロ円移籍”で新天地も求めたケースも多く存在する。

 10位にはレアル・マドリードからインテル、そしてインテルからレスター・シティへと2度のフリートランスファーを経験している元アルゼンチン代表MFエステバン・カンビアッソがランクインした。レアルでも中心選手として活躍したレフティーは、インテルでもUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献。2014年に加入したレスターでもプレミアリーグ昇格1年目だったチームを1部残留に導いた。

 9位にはマンチェスター・シティ退団後にリバプールに移った元イングランド代表MFジェームズ・ミルナー、8位には2004年にバルセロナへと契約した元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーションが名を連ねた。カンビアッソも含め、ここまでの3人は全てフリートランスファーで加入したクラブでCL優勝を経験している。

 7位は1995年にチェルシーに加入した元オランダ代表MFルート・フリット。今でこそタイトル争いの常連となったチェルシーだが、当時はまだリーグ戦でも注意に位置していたクラブだけに、バロンドール受賞歴のある同選手の加入は大きな注目を集めた。96年にはプレイングマネージャーとなり、チームにFAカップのタイトルをもたらした。

 6位はイングランドから海を渡ってスペインのレアル・マドリードに加入した元イングランド代表MFスティーブ・マクマナマンだ。イングランド人選手の海外挑戦の機会は少ないが、その先駆者となったドリブラーはレアルでリーグタイトルとCLをそれぞれ2度制するなど、海外で最も成功した英国人の一人として歴史に名を刻んだ。

 5位はイタリアのレジェンド、FWロベルト・バッジョだ。ユベントス、ミラン、インテルとセリエAのトップクラブを渡り歩いたバッジオだが、ミラン退団後の97年にはボローニャへ、インテル退団後の2000年にブレシアへゼロ円移籍。ボローニャ1年目にはキャリアハイの22得点、現役最後のクラブとなったブレシアでは4シーズンで計101試合46得点という成績を残すなどプロビンチャで実力を示した。

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