「子供の頃番組を見ていた」 本田圭佑、悲しみの中…志村けんさんを悼む「彼は本当にスター」 

ボタフォゴMF本田圭佑【写真:Getty Images】
ボタフォゴMF本田圭佑【写真:Getty Images】

公式ツイッターに英語で思いを綴る

 ブラジル1部ボタフォゴに所属する元日本代表MF本田圭佑が、公式ツイッターを更新した。日本で駆け巡った衝撃的なニュース、コメディー界の巨匠・志村けんさんが新型コロナウイルスに感染し、3月29日に70歳で死去した件について言及。英語で「彼は本当にスターだった。僕は子供の頃テレビ番組を見ていた」と悼んだ。

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 多大な影響を及ぼしている新型コロナウイルス。今年1月にボタフォゴに加入した本田は、登録上の問題やインフルエンザ感染によりデビュー戦が見送られていたなか、リオデジャネイロ州選手権バングー・アトレティコ・クルーベ戦(1-1)に先発出場し、念願だった新天地デビューを飾っていた。4-2-3-1のトップ下に入った本田は、開始6分に早くも華麗なスルーパスを通して存在感を発揮。前半28分にはFWラファエウ・ナバーロが倒されて得たPKを、本田が冷静にゴール左へ決めて新天地デビュー戦でゴールをマークしていた。だが、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で各国のリーグ戦が中断している。

 そんななか、日本中が悲しみに包まれた。感染拡大する新型コロナウイルスに感染した大スター、志村けんさんが3月29日に亡くなった。名門・都立久留米高校サッカー部出身の志村さんとの突然の別れはサッカー界にも衝撃を与えた。

 今夏に予定されていた東京五輪や、欧州選手権(EURO)、コパ・アメリカ(南米選手権)が来年への延期が決定するなか、本田は「日本だけが世界で割と普通に生活している唯一の国という不安な状態」と自身の公式ツイッターを通して投稿するなど、新型コロナウイルスを警戒していた。ハッシュタグでは「#かかるときはかかる」「#でも油断はするな」と、警鐘を鳴らしていたが、結果的には日本中を笑顔にしたスターがこの世を去ってしまった。

 本田は自身のツイッターを改めて更新。「彼は本当にスターだった。僕は子供の頃テレビ番組を見ていた」と、ニュースを引用して投稿。最後には「RIP」と、安らかに眠れという意味のスラングを綴っている。本田にとって、子供時代からの大スターの存在はやはり大きかったようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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