新鋭サンチョ、ユナイテッド移籍に“非公式”合意か クラブは約133億円で契約締結に自信
アイルランド紙がサンチョのマンチェスター“帰還”の可能性を伝える
ドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョが、今夏でのマンチェスター・ユナイテッド移籍に“非公式”に合意したという。アイルランド紙「アイリッシュ・インディペンデント」が報じた。
ユース時代にマンチェスター・シティに所属していたサンチョは、2017年に加入したドルトムントでの3シーズンにわたる活躍を受け、ビッグクラブへの移籍が噂されている。
特に母国イングランドへの移籍報道が過熱しており、ユナイテッドやリバプール、少年時代にサポーターだったというチェルシーなどからの関心が伝えられていたが、ユナイテッドが約1億ポンド(約133億円)での契約締結に自信を示しており、他2クラブの“熱”は冷めてしまったようだ。
「アイリッシュ・インディペンデント」によると、20歳の新鋭はユース時代を過ごしたマンチェスターの街へ戻ることに“非公式”ながら合意したとのこと。シティはサンチョの第一希望だが、アルジェリア代表MFリヤド・マフレズ、イングランド代表FWラヒーム・スターリング、ドイツ代表MFレロイ・サネとポジション争いをすることになるため、移籍に前向きではないという。
サンチョはここまでトップチームで90試合に出場し、31ゴール42アシストを記録している。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシやポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが20歳を迎えたときと比較しても、メッシは26ゴール8アシスト、ロナウドは16ゴール16アシスト。サンチョの数字がいかに突出しているのかが分かる。
ユナイテッドで活躍中のイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードとは大親友とも報じられているサンチョ。来シーズンは“赤い悪魔”の一員としてピッチに立つことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)