110億円超の移籍、しばらく生まれない? 新型コロナ、移籍市場と契約更新に影響

6月末に契約更新を控えるレアルMFモドリッチ、バルサFWメッシ、PSGのFWムバッペ【写真:Getty Images】
6月末に契約更新を控えるレアルMFモドリッチ、バルサFWメッシ、PSGのFWムバッペ【写真:Getty Images】

多くの選手が2021年で契約切れ、新型コロナの影響で給与支払いに懸念

 新型コロナウイルスの感染拡大によってヨーロッパ各国リーグは中断状態にあるなか、再開のタイミングを探っている。その一方で問題となってくるのは移籍市場、契約更新のタイミングだ。基本的に6月30日までの契約となっているところで、各選手に大きく影響を与えかねないとスペイン紙「マルカ」が伝えている。

 2021年は数多くの選手がいわゆる“契約切れ”になる状態となっている。その最高峰にいるのがバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。現在サッカー選手で世界一稼いでいる選手であるメッシだが、中断によるクラブ収支が落ち込むことが予想される。そのため現状の額を支払い続けられるかという懸念が生まれる。

 またバルサで言えば、クロアチア代表MFイバン・ラキティッチ、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダル、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスらが2021年夏までの契約となっている。バルサのライバルであるレアル・マドリードでもスペイン代表DFセルヒオ・ラモス、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、スペイン代表MFルーカス・バスケスといった選手も同様になる。

 彼らだけでなく、今後のサッカー界の顔となる選手たちにも昇給の問題が起きそうだ。パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペがその代表格だが、給与としては現時点でメッシ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)、ブラジル代表FWネイマール(PSG)の半分未満。ただこの状況では大幅な増加は厳しくなる可能性がある。

 移籍市場については世界的な経済状況と同じく“冷え込み”を予想する声がある。そのコメントを出したのはバイエルンのウリ・ヘーネス会長で「予測しえないことだが、今後数年間で1億ユーロ(約110億円)級の契約が成立するとは思えない」とも話している。オイルマネーなどによって右肩上がりを続けていた欧州サッカーだが、今回のコロナ禍は大きな影響を及ぼすことになりそうだ。

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(Football ZONE web編集部)

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