インテルが今季12得点のイタリア代表FWを獲得! 昨季得点王との強力コンビ実現へ

サンプドリアの点取り屋エデルが加入

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルに待望の新戦力が到着した。クラブは29日、サンプドリアのイタリア代表FWエデルを2年間の期限付き移籍で獲得したと発表した。契約には条件を満たした際に、2020年6月30日まで延長できるオプションが含まれている。

 エデルは今季セリエA19試合12得点を挙げ、得点ランキング2位タイにつける活躍。ブラジル出身だが、昨年3月の欧州選手権予選ブルガリア戦でイタリア代表デビュー。いきなりゴールを挙げる活躍で、アントニオ・コンテ監督の信頼を手にしている。

 序盤戦は首位に立つなど好調だったインテルも、現在は首位ナポリと勝ち点差6の4位となっている。逆転でのスクデット(リーグ優勝)獲得に向け、昨季得点王のアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディと並ぶ頼れるストライカーの補強を実現した。

「ここに来ることができてうれしい。この数年間、インテルのようなビッグクラブでプレーするために、ハードワークしてきた」

 エデルは、名門インテル移籍についてこう語っている。念願叶い、喜びもひとしおといった様子だった。29歳のイタリア代表FWは、中国・江蘇蘇寧や日本代表FW岡崎慎司の所属する英レスターも獲得を狙っていたと報じられたが、最終的にはネラッズーロ(黒と青)のユニホームに袖を通すことを決断した。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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