W杯制覇のなでしこDF近賀、豪州リーグ優勝! “歓喜ショット”に反響「よくやった」

メルボルン・シティDF近賀ゆかり【写真:Getty Images】
メルボルン・シティDF近賀ゆかり【写真:Getty Images】

グランドファイナルでシドニーFCに1-0で勝利、先発出場の近賀が優勝に貢献

 オーストラリア女子1部リーグのプレーオフ決勝が21日に行われ、なでしこジャパン(日本女子サッカー代表)でワールドカップ(W杯)制覇を経験したメルボルン・シティDF近賀ゆかりがシドニーFC戦に出場し、1-0の勝利で優勝に貢献した。クラブ公式が歓喜ショットをアップし、ファンから祝福メッセージが届いている。

 新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るうなか、オーストラリア女子1部リーグはプレーオフの佳境を迎えており、21日にグランドファイナル(決勝)を実施。ボランチでスタメン出場した近賀は後半22分までプレーし、1-0の勝利で栄冠に手にした。

 現在35歳の近賀は、なでしこジャパン不動の右サイドバックとして長年活躍。日本に熱狂をもたらした2011年の女子W杯で優勝した主力メンバーの1人で、12年のロンドン五輪では銀メダル獲得にも寄与するなど、代表通算100試合5ゴールと女子サッカー界を牽引してきた。

 2017-18シーズンから断続的にメルボルン・シティでプレーしており、通算在籍3シーズン目の今季はリーグ戦11試合1ゴールとコンスタントに奮闘。グランドファイナルにも出場し、チームにタイトルをもたらした。

 クラブ公式インスタグラムが感情を爆発させる選手たちの歓喜写真をアップ。そのなかで近賀もチームメートとともに優勝を喜ぶ姿が写っている。コメント欄では「よくやった!」「おめでとう」と選手たちを称える声が上がった。

 他国でも存在感を見せつける近賀に、また一つ勲章が加わったようだ。

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