メッシの“神業”に敵地ファンも拍手喝采! 異次元ハットトリックに再脚光「真の天才」
昨季の敵地ベティス戦で見せた神がかり的な3ゴールをリーガ公式が回顧
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、これまで数えきれないほどのスーパーゴールや美技で世界中のサッカーファンを魅了してきた。それぞれの記憶に残るワンシーンは異なるだろうが、近年で異次元の輝きを放った試合といえば、昨シーズンのリーガ・エスパニョーラ第28節ベティス戦のハットトリックを挙げる人もいるはずだ。リーガ公式SNSは「On This Day」の企画として、この一戦に再注目。“神業”と言える3ゴールの映像に、「史上最高」「真の天才」など感嘆の声が上がっている。
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昨シーズンのメッシはリーグ戦34試合36ゴールという驚異的な得点力を示し、自身3年連続6回目のピチーチ賞(リーガ得点王)を獲得。チームをリーグ連覇に導いた。バルサの“10番”として猛威を振るったなか、相手チームのサポーターさえも虜にするほどの輝きを放ったのが、2019年3月17日に行われたベティス戦(4-1)だ。
敵地ベニート・ビジャマリンに乗り込んだバルセロナは、前半18分にスコアを動かす。ゴール正面やや右、約20メートルの位置で得たFKの場面。キッカーを務めたメッシが左足を振り抜くと、鋭いシュートがゴール左上隅へ飛ぶ。同サイドを警戒していたはずのベティスGKパウ・ロペスですら全く触れられない、スピード、コースとも完璧なFKを叩き込んだ。
さらに前半アディショナルタイムには、敵陣中央をウルグアイ代表FWルイス・スアレスとの連係で突破。最後はメッシが相手DFと並走しながら、左足アウトサイドで華麗に流し込んだ。
そして極めつけは、3-1で迎えた後半40分の3ゴール目だ。バルサがCKのこぼれ球をつなぐと、メッシが敵陣中央から左サイドのクロアチア代表MFイバン・ラキティッチにパスを送りペナルティーエリア内に侵入。リターンパスを受けたメッシは、ダイレクトでのループシュートを選択すると、ボールはまたもGKの手が届かない絶妙な軌道を描き、クロスバーをかすめながらゴールへと吸い込まれる。これでハットトリック達成となったメッシ。敵地のスタンドを埋めたベティスサポーターも、異次元のパフォーマンスを前に称賛の拍手を送るしかなかった。
この1年前の“神業”ハットトリックがリーガ公式ツイッターで公開されると、返信欄では「史上最高」「真の天才」「レジェンド」など称賛の声が溢れた。また、リーガ公式インスタグラムには3点目のループシュートのスロー映像が投稿されており、そのコメント欄でも多くのファンが「完璧」「地球上で最高」「彼は神であり史上最高、信じられない」「魔法使い」「キング」など喝采を送っていた。
今季も22試合19ゴールで、得点ランキング首位に立っているメッシ。宿敵レアル・マドリードとの優勝争いが白熱しているが、32歳となった絶対的エースはさらなる輝きを放つのだろうか。