不遇の元世界最強FWも中国へ？

　そしてようやく江蘇蘇寧は、チェルシーのブラジル代表MFラミレスの獲得が発表された。さらに不遇の2シーズンを過ごしているファルカオの獲得も目指し、保有権を持つモナコに対して交渉を持ちかけているという。

　ファルカオはアトレチコ・マドリード時代の2011-12シーズンから2年間で68試合52得点を決める活躍で、「世界最強のストライカー」と恐れられた。だが、14年1月の左膝の重傷を契機にキャリアは暗転。昨季モナコから期限付き移籍で加入したマンチェスター・ユナイテッドではリーグ4得点。今季チェルシーではわずか1得点と大不振に陥っている。

　今や悪名高きクラブの一つになってしまった江蘇蘇寧は、かつて世界最強のストライカーと呼ばれた男を手中に収めることになるのだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images