物議を醸すピケのツイッター 反暴力委員会が監視も「好きにすればいい」
SNS上で止まらない歯に衣を着せぬ言動
バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケはツイッターで物議を醸す内容のメッセージを連投し、スペインの反暴力委員会の監視対象となっているが、意に介す様子はまるで見られない。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。
反暴力委員会はピケに目をつけている。1月2日のエスパニョールとのバルセロナダービーでは、敵地の観衆の少なさを揶揄。宿敵レアル・マドリードが、昨年12月2日の国王杯32強カディス戦で出場停止のはずだったMFチェリシェフを起用したことで失格処分になると、爆笑の絵文字ツイートでライバルをコケにした。これをきっかけに舌戦となったレアルのスペイン代表DFアルベロアについては、「友だちじゃない。ただの知り合い」とこき下ろすなど、歯に衣を着せぬ言動とツイートで物議を醸してきた。
反暴力委員会からマークされていることについて質問されたピケは、「調査させればいい。彼らが調査すべきと信じるなら調査すればいい。自分がフェアかどうか、どう感じるかは問題じゃない。好きにすればいい」と泰然自若のポーズを貫いている。バルサ対レアルなど、対立構造を明確にするような論争の火種を作り続けてきたピケのツイッターだが、今後も猛威を奮いそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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