“ボカの象徴”テベス、劇的な逆転優勝を呼ぶ決勝ミドル弾に称賛 「2020年に蘇った」

元アルゼンチン代表FWカルロス・テベス【写真:Getty Images】
元アルゼンチン代表FWカルロス・テベス【写真:Getty Images】

最終節ヒムナシア戦でペナルティーエリア外から強烈ミドルを決めて勝利に貢献

 ボカ・ジュニアーズは現地時間7日のリーグ最終節でディエゴ・マラドーナ監督率いるヒムナシア・ラ・プラタに1-0で勝利を収め、逆転でのリーグ優勝を果たした。決勝ゴールを決めたのは36歳の元アルゼンチン代表FWにカルロス・テベス。現地メディアは「2020年にテベスが蘇った」と英雄の活躍を称賛している。

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 アルゼンチン1部リーグは首位リーベル・プレートが勝ち点46、2位ボカが同45と大接戦のなかで最終節を迎えた。敵地でCAトゥクマンと対戦したリーベルは1-1のドローに終わり、勝ち点47でシーズンを終える結果となった。

 その一方、本拠地ボンボネーラでの最終節を迎えたボカは後半27分にベテランFWテベスがペナルティーエリア外から強烈なミドルシュートを叩き込み、ヒムナシア相手に1-0で勝利。リーベルを逆転し、通算34度目のリーグタイトルを手にし、スタジアムは熱狂に包まれた。

 劇的な大逆転優勝だったことはもちろん、やはりクラブの象徴でもあるテベスの決勝ゴールということに注目が集まっている。アルゼンチン地元紙「Clarin」は「歴史的なカムバックでボカがチャンピオンに。テベスの復活」との見出しで報じ、「2020年にテベスが蘇った」などと称賛の言葉を並べた。

 2月に36歳を迎えたテベスだが、ここ一番での勝負強さは健在。その右足でクラブに新たな栄冠をもたらした。

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