手倉森監督に天敵イラクメディアが挑発質問! リオ世代最大の弱みを突く

指揮官は「悔しさがチームを高める」

「この世代の代表は今、高めている途中というところだと思います。悔しい思いをしてきている世代。U-20での世界大会に出ていない。オマーンでの大会でも準々決勝でイラクに負けている。アジア大会でも準々決勝で負けている。悔しい思いをしてきている世代なので、悔しさというところがよりこのチームを高めてくれる。今ちょうど高まりを見せている途中だなと感じている。オリンピックに出て、日本のサッカーのレベルを高めていければ、と思います」

 準々決勝イラン戦は結果的には3-0と圧勝だが、延長120分間にもつれ込む死闘となった。イラク戦も「持久戦というかそういうのも覚悟しなきゃ行けないのかなとは思います。大会自体が持久戦ですから」と再び延長戦にもつれ込む覚悟を決めている。

 「全力を尽くせと常々言ってきた。持てる力を全部出し、自分たちの可能性を示す」人事尽くして天命を 待つ。指揮官は世界を知らない世代の逆襲を確信していた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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