手倉森監督に天敵イラクメディアが挑発質問! リオ世代最大の弱みを突く

 

U-23日本代表は国際大会未経験で実績乏しい!?

 

 リオデジャネイロ五輪出場に王手をかけたU-23日本代表は26日、アジア最終予選を兼ねたAFC・U-23選手権準決勝で因縁の相手イラクとの決戦に臨む。これまで世界の舞台を経験できなかったリオ世代を手倉森誠監督は対戦国のメディアから国際経験や実績の乏しさに関する挑発的な質問を浴びた。

「決勝とリオの出場をかけた試合になる。イラク相手にこれまでの活動で2戦2敗している。イラクを越えなければ世界は見えてこない。突破のために全力を尽くします」

 リオ五輪最終予選も佳境を迎えた。勝てば五輪の切符が決まる準決勝イラク戦を前に指揮官はこう語った。2014年にオマーンで行われたU-22アジア選手権(0-1)、同年の仁川アジア大会(1-3)と連敗中の天敵との対戦になるが、1996年アトランタ大会以来6大会五輪出場が懸かる大一番では、同一カード3連敗は避けたいところだ。

 この世代の選手たちは、13年のU-20ワールドカップ出場を逃すなど、国際舞台での経験がないまま、ここまでやってきた。イラクメディアから、日本のA代表に比べて実績に乏しいと挑発的な質問を受けた。だが、手倉森監督は中東の洗礼に真っ向立ち向かった。

 

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