バルサB、安部裕葵の“代役探し”進行中か 「すでに候補者を見つけている」とスペイン紙

長期離脱中のバルサBの安部裕葵【写真:Getty Images】
長期離脱中のバルサBの安部裕葵【写真:Getty Images】

安部は全治5カ月の負傷で離脱中 トップチームと同じく緊急補強に動く

 バルセロナBに所属する日本代表MF安部裕葵は今月上旬に出場した試合で右ハムストリング断裂の重傷を負い、手術の結果全治5カ月で今シーズンの復帰は厳しい状況となった。チーム内ではコンスタントに出場機会を得ていたこともあってか、バルサBは“ヒロキの代役探し”に動いているとスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。

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 安部が負傷したのは現地時間2日に行われたプラート戦。積極的にドリブル突破を仕掛けていった瞬間、右足裏を痛めて崩れ落ちるようにピッチに倒れ、途中交代を余儀なくされた。その翌週に同箇所を負傷したトップチームのフランス代表FWウスマン・デンベレとともに手術に成功したものの、全治5カ月の診断が下った。

 昨夏にバルサの門を叩いた安部は、セグンダB(リーガ3部相当)ながら20試合出場4ゴール、うち先発出場は16試合と主力としての立ち位置を築き上げていた。

 それだけに昇格を目指すチームとしても痛手で、同紙は「バルサは日本の実力派サッカープレーヤーの“代役”と契約するのは明らかで、すでに候補者を見つけている」と、2部エストレマドゥーラに所属するMFビクトル・パストラナのシーズン終了までの緊急補強に動いていることを明かしている。

 バルサはトップチームでデンベレ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの負傷によって緊急措置としてレガネスからデンマーク代表FWマルティン・ブライトバイテを獲得した。その“特例”がスペイン国内では物議を醸しているが、安部の代役についても今後話題となるかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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