今冬の補強を狙うドルトムント指揮官 獲得候補筆頭はマインツ武藤の相棒か

前半戦8得点のマリ 手薄になった攻撃陣のテコ入れは急務

 ブンデスリーガ2位のドルトムントは後半戦の巻き返しに向けた補強に乗り出すようだ。トーマス・トゥヘル監督は、今冬に新戦力を1人ないし2人は加えたいと考えているようで、マインツで日本代表FW武藤嘉紀とコンビを組むトルコ代表MFユヌス・マリに照準を定めているようだ。ドイツ地元紙「ビルト」が報じている。

 ウィンターブレイクを経て、リーグ再開まであと1週間に迫っている。前半戦を2位で折り返したドルトムントだが、今冬にMFアドナン・ヤヌザイ(マンチェスター・ユナイテッド)、MFヨナス・ホフマン(ボルシアMG)らの移籍により戦力ダウンを余儀なくされた。

 長期離脱していたDFエリック・ドゥルムが15日の全北現代との練習試合で実戦復帰し、MFヌリ・シャヒンも復帰が迫っているが、タイトル獲得に向けて指揮官は「我々には1人か2人の新たな選手が必要」として、補強の必要性を感じているという。

 その筆頭候補が、ここまで8得点を挙げているマインツのマリ。7得点の武藤と前線でコンビを組みチームをけん引している。23歳のアタッカーの獲得には1200万ユーロ(約15億6000万円)が必要と見られているが、ヤヌザイらを放出し、ドイツ代表MFマルコ・ロイスが負傷がちな攻撃陣の補強として目をつけている。

 

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