ユナイテッド、ルーニー以来の“16歳新星”に43億円超オファーか ビッグクラブ争奪戦へ
バーミンガム所属の16歳MFベリングハムを巡り、リバプールやバイエルンも興味
マンチェスター・ユナイテッドが、元イングランド代表FWウェイン・ルーニー(ダービー・カウンティFC)以来、イングランドで最もエキサイティングな才能を持つと称されるバーミンガム所属の16歳MFジュード・ベリンガムに3000万ポンド(約43億円)超のオファーを出したと英紙「ザ・サン」が伝えている。
7歳でバーミンガムに入団したベリンガムは、15歳にしてU-23の試合に出場するとゴールを決めるなど活躍。昨年8月に行われたイングランドのリーグカップ、カラバオカップ1回戦のポーツマス戦に16歳38日で出場した。バーミンガムのレジェンドであるFWトレバー・フランシスが1970年に記録した年齢を更新し、クラブ史上最年少でトップチームデビューを果たしており、今季はリーグ戦25試合に出場し、4ゴールをマークしている。
現在は週145ポンド(約2万円)の奨学金を得ているものの、ヨーロッパのトップクラブのスカウトたちがセント・アンドリューズで行われるホームゲームをこぞって視察している状況だという。6月23日に17歳の誕生日を迎えた際、破格の契約が確実となっている超期待の新星だ。
ユナイテッドも獲得を狙うクラブの一つで、ザ・サン紙によると同クラブは3000万ポンド超えのオファーを提示する意思があるようだ。
ただ、他にも昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制し、今季はプレミアリーグで首位を独走しているリバプール、リーグ2連覇中のマンチェスター・シティ、アーセナルやドイツ王者バイエルン・ミュンヘン、強豪ドルトムントなどがベリンガムに目をつけて、争奪戦の様相を呈している。記事では、ユナイテッドが高額オファーを出したとしても、ライバルチームに容易に超されてしまうとの見解を示している。
才能溢れるベリンガムを巡る争奪戦は、どのような決着を見るのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)