英紙が選んだ今季のプレミア「ベストゲームTOP10」 波乱の前半戦を象徴する一戦とは?

レスター絡みの試合も上位にランクイン

 4位は11月21日の第13節シティ対リバプール。前半にコウチーニョらの3得点で圧倒したアウェーのリバプールが4-1で快勝。ユルゲン・クロップ監督の就任後、プレミアでは5試合目の指揮となった一戦でリバプールがシティを圧倒した。

 3位は9月26日のレスター対アーセナル。開幕6試合負けなし(3勝3分)と意気揚々とエミレーツに乗り込んできたレスターを、アーセナルが5-2と圧倒した試合。チリ代表FWアレクシス・サンチェスがハットトリックの活躍を見せた。”フォクシーズ”の愛称を持つレスターにシーズン初黒星をつけたのが、現在首位を走るアーセナルだった。だがレスターはこの敗戦後も快進撃を続け、第21節終了時点ではアーセナルと同勝ち点の2位につけている。

 2位は12月14日の第16節レスター対チェルシー。この一戦で1-2とレスターに敗れたチェルシーは、試合の3日後にジョゼ・モウリーニョ前監督の解任を発表。世界中に大きな衝撃を与えた。ヴァーディ、アルジェリア代表MFリヤド・マフレズという今季絶好調の2人がそれぞれネットを揺らし、”スペシャル・ワン”に引導を渡した。

 そして栄えある1位は、1月12日に行われたばかりのニューカッスル対ユナイテッドの一戦。主将FWウェイン・ルーニーが2ゴール1アシストの活躍で、3-2とリードしたユナイテッドだったが、試合終了間際にニューカッスルDFポール・ダメットに強烈な一撃を決められて引き分けに持ち込まれた。得点力不足に悩まされていたユナイテッドは、リーグ戦で10月17日の第9節エバートン戦(3-0)以来の3得点を挙げたものの、土壇場で白星を逃す後味の悪いゲームとなった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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