レスター地元紙が岡崎らサブ組の活躍を称賛 「ヴァーディとマフレズに頼る必要はない」

出場わずか3分で決めた電光石火の一撃

 レスターの日本代表FW岡崎慎司は10日のFAカップ3回戦のトットナム戦で、3人抜きのドリブル突破からゴールを決めた。途中出場からわずか3分で決めた電光石火の一撃により、岡崎の評価もうなぎ登り。地元メディアはチームが「ヴァーディとマフレズに頼る必要はない」と、岡崎らバックアッパー陣の活躍を絶賛した。英地元紙「レスター・マーキュリー」が報じた。

 レポートでは「FA杯トットナム戦から分かる5つのこと」と題し、特集している。その中の1つのトピックが「(レスター・)シティはヴァーディとマフレズに頼る必要はない」とするもの。その中で「後半開始直後、シンジ・オカザキはジェイミー・ヴァーディとマフレズに頼り切りでないことを証明した」と、その活躍が称えられた。

 今季プレミア記録となる11試合連続得点を記録し、得点ランキングトップタイの15得点を決めているイングランド代表FWヴァーディは、股関節手術のために欠場。13得点のアルジェリア代表MFマフレズもベンチに温存するなど、前の試合から8人を入れ替えるターンオーバーを敷いたが、好調トットナムを相手に試合終了間際まで2-1とリードを奪っていた。

 終盤のPKによる失点で再試合に持ち込まれたものの、20節を終えてリーグ2位につける実力が決してフロックではないことをあらためて示した。一躍スターダムにのし上がったヴァーディらの活躍に埋もれ気味の岡崎だったが、主役不在の間にしっかりとアピールに成功したようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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