ファン・ハール政権の補強費が500億円を突破!? ブンデス最高峰の左SB獲得に50億円を用意

独紙報じる ヴォルフスブルクのDFロドリゲスがターゲット

 マンチェスター・ユナイテッドがヴォルフスブルクのスイス代表DFリカルド・ロドリゲスを、3000万ポンド(約51億円)の移籍金で獲得に乗り出していることが明らかになった。独地元紙「ビルト」が報じている。

 ロドリゲスは2014年ブラジル・ワールドカップにも出場し、近年の活躍ぶりからブンデスリーガ最高の左サイドバックの1人と称される。そんなスイス代表DFに対して、レアル・マドリードが獲得に興味を示しており、争奪戦が予想されていた。

 ユナイテッドはイングランド代表DFルーク・ショーが足首の骨折により長期離脱中で、今季絶望の可能性もある。アルゼンチン代表DFマルコス・ロホも故障がちで、左サイドは補強が急務となっているだけに、ルイス・ファン・ハール政権の発足後、すでに460億円の補強費をつぎ込んでいるユナイテッドだが、さらなる投資にためらいはない様子だ。

 ロドリゲスはワールドクラスの実力を持つ左利きの左サイドバックで、世界的に見てもこのポジションで攻守に高い能力を誇る希少な存在だ。”赤い悪魔”の愛称を持つ名門がもしこの俊英サイドバックの獲得に成功すれば、ファン・ハール政権下の補強費はついに500億円を超える。14年夏に3100万ポンド(約53億円)で獲得したショーに続き、ビッグクラブが垂涎の人気銘柄を、潤沢な資金力で手中に収めることになるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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