静岡学園、24年ぶり全国制覇へ8強進出! MF小山が3試合連続弾、今治東に2-0完勝
前半4分にMF浅倉が先制ゴール、静岡学園が3試合連続の完封勝利
第98回全国高校サッカー選手権大会の3回戦が3日に行なわれた。5年ぶり12回目出場で24年ぶりの全国制覇を狙う静岡学園(静岡)は今治東(愛媛)相手に2-0で完勝し、ベスト8に進出した。
試合が動いたのは試合開始4分だった。ゴール正面で得た直接FKのチャンスでMF井堀二昭のシュートはGKに防がれたものの、そのこぼれ球を拾って立て直し、MF浅倉廉がミドルシュートをゴール右隅に決めた。浅倉はゴール後にチームメートとともにベンチ前でに“ゆりかごダンス”のパフォーマンスを披露し、ゴールを祝福した。
今治東のカウンターを浴び、何度か決定機を招いたものの、それらを凌いで迎えた後半7分には、J1鹿島アントラーズ加入内定のMF松村優太が右サイドから左サイドまでピッチを斜めにドリブルで独走し、チャンスを演出。パスを受けたMF小山尚紀がドリブルでペナルティーエリア内に切り込み、左足のシュートを流し込んで追加点を奪った。小山は3試合連続ゴールで、今大会4点目となった。
プロ入りの松村に大きな注目が集まっていた静岡学園だが、各選手が高い個人技を発揮し、総合力の高さを見せつけた。初出場の今治東の反撃をゼロに抑え、3試合連続完封勝利で準々決勝に到達した。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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