高校選手権8強決定! 連覇に近づく王者・青森山田、静岡学園が24年ぶり制覇へ前進

第98回全国高校サッカー選手権大会のベスト8が出揃った【画像:Football ZONE web】
第98回全国高校サッカー選手権大会のベスト8が出揃った【画像:Football ZONE web】

激戦ブロックを勝ち上がる昌平、町田内定FWが活躍する帝京長岡も8強へ

 第98回全国高校サッカー選手権は3日に3回戦の試合を各地で行い、前回優勝校の青森山田(青森)などのベスト8が出揃った。

 激戦ブロックと目された埼玉会場を勝ち上がったのは、連覇を狙う青森山田と地元の昌平(埼玉)だった。昌平は浦和駒場スタジアムの第1試合で、後半アディショナルタイムに決勝ゴールを奪って國學院久我山(東京B)を1-0で下した。また、青森山田はインターハイ準優勝校で選手権の優勝経験も持つ富山第一(富山)に4-1で快勝した。

 そして、神奈川会場の等々力陸上競技場では、第1試合で帝京長岡(新潟)が神戸弘陵(兵庫)に5-0で圧勝。前回大会で2年生エースだったJ2町田ゼルビア内定のFW晴山岬がハットトリックの活躍を見せている。また、第2試合では仙台育英(宮城)と地元の日大藤沢(神奈川)が対戦し、スコアレスからのPK戦9-8で制した仙台育英が勝ち上がった。

 東京会場の駒沢陸上競技場では、第1試合で静岡学園(静岡)が今治東(愛媛)に2-0で快勝。5年ぶりの出場ながら1回戦から6-0、3-0、2-0と強さを見せつけ、24年ぶりの全国制覇を期待させる力を見せている。第2試合では、徳島市立(徳島)が筑陽学園(福岡)に1-0で競り勝った。

 千葉会場のフクダ電子アリーナでは、第1試合が激闘に。四日市中央工(三重)と日章学園(宮崎)の対戦は3-3でPK戦にもつれ込んだが、四日市中央工が8強への切符をつかみ取った。第2試合は矢板中央(栃木)が鵬学園(石川)に2-0で勝利した。

 準々決勝は5日に、等々力陸上競技場で青森山田と昌平、帝京長岡と仙台育英が対戦。駒沢陸上競技場では、静岡学園と徳島市立、四日市中央工と矢板中央が対戦する。11日の準決勝以降の対戦が行われる埼玉スタジアムへの切符を手にするのはどのチームになるのか、熱戦の行方が注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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