2020年「世界のヤングスター20人」を英紙選出 久保建英も「日本のメッシ」と紹介
アンス・ファティ、ロドリゴ、ハーランドらとともに紹介
2019年も年の瀬を迎え、ヨーロッパの多くのリーグが中断期間に入っており、人々の視線がすでに来年へと向けられているなか、英紙「ザ・サン」は「ベストヤングフットボーラー2020」と題して、2020年に注目される20人の若手選手を紹介。バルセロナのスペイン人FWアンス・ファティらが取り上げられるなか、「日本のメッシ」としてマジョルカに所属する日本代表MF久保建英も紹介されている。
サッカー界では毎年のように、世界のトップリーグで新たなヤングスターが誕生している。近年で言えば、パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペやアトレチコ・マドリードのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスなどが、世界のスーパースターの仲間入りを果たしている。
そんな彼らに続く若手は誰なのか。今回「ザ・サン」は、世界の注目の若手選手20人を紹介している。
例えば、リバプールに移籍した日本代表MF南野拓実の元同僚で、今季のザルツブルグで公式戦22試合28得点を記録したノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド。名門マンチェスター・ユナイテッドなどが獲得に乗り出したと報じられるなどメディアを賑わせたなか、29日にドイツのドルトムント移籍が決定した。
その他には、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの「王位継承者」と紹介されたアンス・ファティ、元イタリア代表MFアンドレア・ピルロの「すでにクローンだ」と表現されているイタリア人MFサンドロ・トナーリ、今季UEFAチャンピオンズリーグで史上2番目の最年少ハットトリック記録を作ったレアル・マドリードのブラジル代表FWロドリゴなどが取り上げられている。
そうした逸材の1人に数えられたのが、今夏にレアルから期限付き移籍でマジョルカに加入した久保だ。「とても素晴らしい彼は『日本のメッシ』と呼ばれる」と紹介されると、「(レアルのジネディーヌ・)ジダン監督は、CLとリーガ・エスパニョーラの活動を支援するために、今季レアルに残ることを望んだ」とのエピソードを取り上げている。
次世代のスター候補たちがずらりと並ぶなかで紹介された久保。2020年はどんなパフォーマンスで、我々を驚かせてくれるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)