右ボレー弾のキャプテン長友に伊紙3紙が満場一致で高評価 「監督の要求を完璧に理解」「スペクタクルなゴール」

 キャプテンマークを巻きながら、右のウイングバックで出場し、後半24分に右足でボレー弾を決めた長友は3日付の地元紙ガゼッタ・デロ・スポルトの採点で6・5の高得点を与えられた。これは両軍の出場選手で2位タイの高得点。MVPは先制点を決めたDFヴィディッチの7点。長友はドド、クズマノヴィッチ、エムヴィラと並ぶ高得点だった。

「インテルは美しくも狡猾さがあった」との見出しで報じられたイタリアの強豪対決で、長友は称賛された。

「ゴールと決定力は完璧だった。キャプテンとしてのチャンスを得た。この日本人はもうすでにリーグ開幕へのフィジカルの準備は整っている。サイドからのクロスやサイドチェンジに対処する予備動作と洞察という、マッザーリ監督の要求する動きを完璧に理解できている。まさにそれが追加点につながった」

 記事ではこう報じられている。

 元来スピードやスタミナ、1対1の対応力などには絶対的な力を持つ長友だが、今回はサイド攻撃における動き出し、ポジショニングなどの戦術理解度の高さが評価の鍵となった。

 

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