ミラン復帰のイブラヒモビッチ、異例の「背番号1」着用の可能性を伊メディア指摘
ストライカーの番号はほとんど埋まっており、GKの象徴でもある1番の可能性が浮上
イタリア・セリエAのACミラン復帰が決まった元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチに、背番号問題が浮上しているようだ。イタリアのサッカー情報サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、ストライカーにふさわしい背番号が埋まっている状況から「1番」の可能性を指摘している。
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イブラヒモビッチは米MLS(メジャーリーグサッカー)のLAギャラクシーと今年限りで契約満了となり、欧州のシーズン後半戦となる来年1月からミランでプレーする。契約内容は、半年間+1年間の延長オプションが付帯する格好だ。
注目されるのがイブラヒモビッチの背番号だ。現在のミランで「9番」は、ポーランド代表FWクシシュトフ・ピオンテクがつけ、「11番」はイタリア代表FWファビオ・ボリーニがつける。記事では、セリエAの規定によりこの二つの背番号は今季中の選手入れ替えがあってもイブラヒモビッチがつけることができないと紹介している。
FWを連想させる背番号という意味では「18番」や「21番」があり、「21番」を着用する可能性もあるとされるなかで、唯一無二の存在であるイブラヒモビッチだけに、他の選択肢が浮上しているという。
そのプランがミランのGK陣が誰もつけていない「1番」だという。イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマは「99番」を着用しているが、「1番」は空き番号となっている。
1982年のワールドカップ(W杯)でエース以外はアルファベット順に背番号をつける慣例のあったアルゼンチン代表で、元清水エスパルスなどの監督オズワルド・アルディレス氏が「1番」をつけたフィールドプレーヤーとして有名だったが、近年のサッカー界では見ないパターンだ。それだけに、背中に“ナンバー1”をつけたカリスマストライカーがミランを復権に導くというプランも十分にありえそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)