スペイン代表黄金期の“指導者キャリア”にスペイン紙注目 日本で引退のFWにも期待

2010年W杯を制し歓喜に沸くスペイン代表の選手たち【写真:Getty Images】
2010年W杯を制し歓喜に沸くスペイン代表の選手たち【写真:Getty Images】

元レアルFWラウール、元バルサMFシャビを比較 鳥栖で引退したトーレスにも言及

 2019年のスペインサッカーはレアル・マドリードのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇が止まり、バルセロナもCLで大逆転負けを喫するなど過渡期を迎えている。そのなかで両クラブを支えたレジェンドが指導者の道を歩み始め、スペイン紙「マルカ」は彼らの指導者キャリアに注目。さらに今季J1サガン鳥栖で引退した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスらの今後にも期待している。

 元レアルFWのラウール・ゴンザレス監督(レアル・マドリード・カスティージャ)、元バルセロナMFのシャビ(アル・サッド)が指導者の道を歩み始めたなか、両監督のスタイルについて明記。UEFAの指導ライセンス関係者によると「彼(ラウール)の完成は最初から明確だった。レアルらしい哲学を持ち、勝利を求めてサッカー選手として成長した」と質問もためらわず、その質問も内容のあるものだったという。

 一方で、バルサの下部組織育ちのシャビとの比較について同紙は「シャビは選手にどのようにプレーしてほしいかというとても分かりやすいアイデアを念頭に置いている。その一方でラウールは成功するために、様々なアイデアを探し求めることによりオープンだ」と指摘。バルサのプレースタイルで育ったシャビと、勝利のために最適解を求めるラウールという対称性があるとしている。

 そして指導者のキャリアを切ったのは2人だけでなく、ビクトル・バルデス、シャビ・アロンソ、ジョアン・カプテビラといった名選手たちが指導者へと転身している。

 そのなかでトーレスについても「コーチングへと移る次の人間になる。トーレスの指導者としての学びは2020年に始まるが、彼のキャリアはベンチから離れた仕事になる可能性がある」と、現場の指導以外で力を発揮する可能性にも言及している。

 2000年代後半から2010年代にスペイン代表の黄金時代を築き上げた彼らが、どのようなサッカーを描くのか――2020年代のサッカーはそんな楽しみ方もできそうだ。

(Football ZONE web編集部)

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