ミランがマンUの”アフロの巨人”緊急補強へ 個人合意とイタリア紙報じる

ベルギー代表フェライニが6月の欧州選手権出場に向けて決断

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランに、ベルギー代表の巨人が加入する可能性が高まった。マンチェスター・ユナイテッドMFマルアン・フェライニが、ミランへの移籍に「イエス」の返答を出したと、イタリア紙「コリエレ・デラ・セーラ」が報じている。

 フェライニは、イングランド・プレミアリーグのエバートンで中心選手としてプレーした後、2013年夏の移籍市場で当時のデイビッド・モイーズ監督の後を追うように3240万ユーロ(約44億円)の移籍金でユナイテッドに加入した。強烈なフィジカルと空中戦の強さを生かし、パワープレー要員として存在感を発揮してきたフェライニだが、今季期待どおりの活躍を見せているとは言い難く、ルイス・ファン・ハール監督の下でスタメンは5試合。トータルでも10試合の出場にとどまっていた。

 中盤にワールドクラスの選手を欲していたミランは、今冬の移籍市場の目玉としてフェライニにアプローチし、個人合意を取り付けることに成功したという。フェライニ側も今年の6月に開催される欧州選手権のメンバー入りを逃さないためにも、コンスタントな出場機会を求めての決断だったとしている。問題は、クラブ間での移籍金交渉に絞られているとされている。

 

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