本田ライバルのジェノア移籍にストップ!? アトレチコがミランの仁義なき”又貸し”に強権発動

ミランとジェノアは合意しているが…

 また、ミランは練習参加していた元ガーナ代表MFケビン・プリンス・ボアテングの加入が正式に発表され、現段階で日本代表FW本田圭佑を含めたアタッカー陣は飽和の兆しを見せている。そこにきてチェルチが、なし崩し的にミラン残留となれば、選手の構成上、チームもバランスもかなり悪くなってしまう。

 ミラン自体がタイの実業家ビー・タエチャボル氏に、親会社のフィニンベスト社の株式48パーセントを売却して資金調達する計画だったが、相手先の6度にわたる“ドタキャン”で暗礁に乗り上げており、冬の移籍市場で選手放出を図ってのスリム化が求められている。

 果たして、アトレチコはチェルチの再レンタルにGOサインを出すのか。それによって、ミランやジェノアを含めた多くのクラブの補強策が影響を受けることになるかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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