C・ロナウド、2.56mの”超人ヘディング弾”が反響拡大 「科学でさえ説明できない!」
NBA選手の平均よりも高く飛び、5Gの重力がかかるなかで圧巻のプレーを披露
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間18日に行われたセリエA第17節サンプドリア戦(2-1)の前半45分に、驚異的なジャンプ力とボディバランスを生かしたヘディングシュートを決めて世界を驚かせた。トルコ紙「ハバールテュルク」は「科学でさえロナウドの跳躍を説明できない!」と伝えるなど、今なお反響は拡大している。
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ロナウドが驚異の身体能力を見せたのは、1-1で迎えた前半45分だった。左サイドのDFアレックス・サンドロのクロスに対してファーサイドに走り込んだロナウドは、マークについた相手DFよりも先に飛び上がると、まるで宙に浮いているような滞空時間の長さで空中戦を制し、高い打点のヘディングシュートを叩き込んだ。
敵将のクラウディオ・ラニエリ監督が、「ロナウドはNBAで見るようなプレーをした。彼は1時間半も宙に浮いていた」と称賛したヘディング弾は話題を呼び、英紙「デイリー・メール」は滞空時間が1.5秒、ロナウドの最高到達点は2.56メートルだったと伝えていた。
トルコ紙「ハバールテュルク」は、「科学でさえロナウドの跳躍を説明できない!」との見出しで特集。イングランドの名門教育系大「チチェスター大」のニール・スミス氏の論文を紹介している。
記事によれば、ロナウドの78センチに到達するランニングジャンプは、世界最高峰のバスケットボールリーグであるNBA選手の平均よりも7センチ高いという。そのうえで、スミス氏は「膝を曲げながらジャンプし、腰下を曲げることで降下スピードを遅らせている」と主張している。
ロナウドには5Gの負荷がかかるが、これは宇宙飛行士がロケット打ち上げ時に感じるものに近いという。宙に浮く状態を保つのは腹筋が鍵を握るが、驚異のシックスパックの持ち主として知られるロナウドにとっては圧巻の跳躍も朝飯前なのかもしれない。
34歳となったロナウドの進化はまだまだ続きそうだ。