イブラヒモビッチにミラン復帰の可能性が浮上 凋落した名門の救世主に?

今季限りでPSGと契約満了 伊紙が古巣復帰を検討と報じる

 今季限りでパリ・サンジェルマン(PSG)と契約満了となるスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、PSGと契約延長で合意できない場合、ミラン復帰を検討しているとイタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 PSGをリーグ4連覇に導くべく、圧巻の活躍を続けるイブラヒモビッチの去就問題は大きな注目を集めている。アーセナル、チェルシーというプレミアの強豪から新興勢力の米MLS、オイルマネーに潤うカタールリーグなど様々な移籍先候補が浮上している。

 だが同紙によれば、イブラの心の中には今も赤と黒の名門での思い出が生きているという。2010年8月から12年6月まで活躍し、10-11シーズンにミラン最後のスクデットをもたらした男は来季セリエAを復帰先に選ぶ場合、唯一ミランを選ぶとレポートされている。

 2012年に資金難からイブラヒモビッチとブラジル代表DFチアゴ・シウバをPSGに放出したミランは、そこから凋落の一途をたどった。来夏カリスマが復帰となれば、2年連続でUEFAチャンピオンズリーグ進出に失敗している名門復活への大きな一歩となるかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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