選手権に「東京時代」の到来か ベスト8進出の國學院久我山監督「駒大高と決勝で!」

神戸弘陵戦を2-1で撃破 選手権史上初の東京勢8強揃い踏み

 第94回全国高校サッカー選手権3回戦は3日、神戸弘陵高(兵庫)と國學院久我山高(東京)の一戦が行われ、久我山が2-1で神戸弘陵を下し、準々決勝に進出した。

 久我山は前半39分にFW小林和樹のゴールで先制するも、後半開始42秒で同点弾を与えた。しかし、エースのFW渋谷雅也が後半10分にボックスエリアから右足の強烈なシュートを突き刺し、2試合連続ゴールを決め、勝利を手繰り寄せた。

 久我山が同校ベストタイとなる準々決勝進出を果たした。3回戦第1試合では駒澤大高も勝利したため、選手権史上初となる東京勢2チームのベスト8進出が実現。試合後、清水恭孝監督は、東京を代表するチームの気概を示した。

「試合前に駒大高の大野監督と話しました。もし互いに勝てば、史上初の東京2チームベスト8ってことになるね、と。東京勢が選手権で例年なかなか活躍できないこともあって、自分たちには東京を代表し、頑張って勝ち上がる義務があると思っています」

 

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