16日にイングランド入りし交渉、18日のレスター戦前に就任発表か

　プレミアリーグのエバートンが、ナポリ前監督のカルロ・アンチェロッティ氏の就任で原則合意に達したと、英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

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　エバートンは今月5日、マルコ・シウバ前監督を解任。当時プレミアリーグでは、降格圏の18位にまで転落するなど不振にあえいでいた。ダンカン・ファーガソン暫定監督が就任すると、第16節ではチェルシーに3-1と勝利し、前節はマンチェスター・ユナイテッドと1-1で引き分けるなど少しずつ調子を上げている。

　クラブは18日に予定されているカラバオカップ準々決勝のレスター・シティ戦までは、ファーガソン暫定監督が指揮を執ると発表している。そして、ナポリを解任されたばかりのアンチェロッティ氏招聘をファーストチョイスとして新監督探しに動き始めたと報じられていたなか、「スカイ・スポーツ」によれば16日にイタリア人名将がイングランドに到着。両者の交渉は順調に進み、原則合意に達したという。18日のレスター戦を前に発表される見通しとも伝えている。

　エバートンの主要株主であるファルハド・モシリ氏が、国内、あるいはヨーロッパでトロフィーを獲得したことのある人物を求めていると言われていたなかでの新監督探し。ACミランやレアル・マドリード、チェルシーなど欧州各国ビッグクラブの監督を歴任し、国内リーグ制覇のほかUEFAチャンピオンズリーグで通算3回優勝している名将は、エバートンにとってうってつけの存在と言えそうだ。

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