「走り勝つ自信があった」 鈴木武蔵、A代表6戦目で待望の初得点「取れてホッとした」
前半29分に鮮やかな連係から代表初ゴールをマーク
森保一監督率いる日本代表は10日、韓国・釜山で開幕を迎えたE-1選手権の初戦で中国に2-0で勝利した。前半29分には、国際Aマッチ6試合目の出場でFW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)が華麗な連係から代表初ゴールを決めて先制。後半25分にはDF三浦弦太(ガンバ大阪)がCKから頭で代表初得点し、追加点を奪った。5人の東京五輪世代が代表デビューを飾った一戦で、経験者が試合を決めた。
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3-4-2-1システムを採用し、鈴木はMF森島司(サンフレッチェ広島)とともにシャドーで出場。待望の日本代表初ゴールが生まれたのは前半29分だった。左サイドから1トップを務めたFW上田綺世(鹿島アントラーズ)がヒールで落とし、すかさず森島がボールを奪取。森島が中国の守備網を突破し、間髪入れずに中央へラストパスを供給すると、鈴木がワンタッチで沈めてゴールネットを揺らした。
「取れてホッとしましたし、もっと点を取れるようにやっていきたい。抜け出した時に走り勝つ自信はあったので、あとは合わせるだけでした。でも今日、まだシュート数は足りなかったし、自分の良さを出していきたい。結果で見せていきたいし、残り2試合、日本の誇りをかけてしっかり戦いたい。自分だけで日本代表に来られたわけでなく、札幌があっての自分なので、みんなにこのゴールをプレゼントしたい」
見事なパスワークから先制点が生まれ、鈴木は代表初ゴールをマーク。キャプテンマークを巻いたDF佐々木翔(サンフレッチェ広島)を除けば、リオ五輪世代と東京五輪世代が先発を占めた若い“A代表”。前線で東京五輪世代を引っ張り、経験ある鈴木の活躍が光った。
(FOOTBALL ZONE編集部)