日本代表、鈴木&三浦の“初ゴール”で2-1勝利 中国のラフプレーに遭うも…E-1白星発進

鈴木武蔵、三浦弦太の得点で日本は勝利【写真:高橋学】
鈴木武蔵、三浦弦太の得点で日本は勝利【写真:高橋学】

3大会ぶり2回目の優勝へ、2-1と白星スタート

 日本代表は10日、韓国・釜山で開幕したE-1選手権の中国との初戦に臨み、前半にFW鈴木武蔵、後半にDF三浦弦太がそれぞれA代表初ゴールを決め、2-1で勝利。2013年以来3大会ぶり2回目の優勝へ白星スタートとなった。

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 大会初戦はJ1最終節から中2日。決して楽なスケジュールではないなか、国際Aマッチウィークではないため海外組の招集が叶わず、森保監督は来年の東京五輪を目指すU-22世代を多くメンバーに組み込んだ。そして、スタメンではMF橋岡大樹、MF遠藤渓太、MF森島司の3人が代表初出場。DF佐々木翔がキャプテンマークを巻き、3-4-2-1システムを組んだ。

 一進一退の展開のなか、最初の決定機は日本だった。前半17分、左サイドで得たフリーキックからファーサイドで攻撃参加したDF畠中慎之介が強烈なボレー。しかし、これは右ゴールポストを叩いて跳ね返り、先制点とはならなかった。

 それでも日本は前半29分、左サイドで連続したワンタッチパスが通って中国の守備陣を攻略。ペナルティーエリア内まで森島が進出すると、中央へのラストパスをFW鈴木が合わせて先制点した。鈴木はこれが代表初ゴールになった。

 中国は時間の経過とともに、特に空中戦の競り合いでラフプレーが増加。FW上田綺世は背後から肘を入れられ、橋岡は足の裏を見せた飛び蹴りを首のあたりに入れられて、中国選手にはイエローカードも提示された。そうしたなかでも、若い日本チームは冷静さを失うことなく試合を進め、そのまま1-0で前半を終えた。

 後半に入っても、試合は全体に一進一退のまま立ち上がった。そのなかで中国は後半7分にサイドからの攻撃で右サイドにこぼれたボールを、DF明天が右足で強烈なシュート。これはクロスバーをかすめて枠外に飛び、日本は事なきを得た。

 互いにゴール前のない時間が過ぎていったなかで日本は同25分、右コーナーキックを得るとMF井手口陽介のボールをゴール正面でDF三浦弦太がフリーになってヘディングシュート。ガンバ大阪コンビが追加点を生み出し、三浦も鈴木に続く代表初ゴールで2-0とリードを広げた。

 終盤に1点を失うも、このまま2-1で初戦を勝利。14日に香港、18日に開催国の韓国と対戦する。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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